どーも、てくてくです。働き易い環境作りをテーマに、その後編になります。
上司とどうなったか?
結果から言うと、上司は他部署へ自ら異動しました。上司と言っても役職はついていない上司でした。実は役職者と先輩は馬が合っていなかったのです。
そこで、全ての雑用係を卒業し、満を持して上司のポディションにてくてくが付く事となるのです。
最初に取り組んだ事
てくてくが一番最初に取り組んだ事は、仕事に名札を付ける事。本当に名札を付ける訳では無く、例えばゴミ捨てにしても誰がどうやれば不公平で無いかを考え、当番制なども上手く取り入れ、全ての仕事に名札を付けました。これで地位や名誉も関係ありません。まず後から入社した人が離職する可能性を低くする環境を作ります。先輩も後輩も、上下関係無く仕事をするのが目的です。
適材適所の配置を作る
てくてくは割と時間感覚が優れている(自分で言うな)ので、配置を改めました。特に優先したのは、人間関係。職人気質の方には一人で集中出来る様なポディションへ。逆にコミュニケーションが得意な方は潤滑油のポディションに行ってもらい、全体を回してもらう。これで同じ仕事でもストレスやミスに対して、ある程度事前から軽減する事が出来るのです。
そして、てくてくに異変が
実はてくてくは、当時役職者ではありません。そして部署では一番の下っ端。でもリーダー的存在。滅茶苦茶です。今考えると一番足りなかったのは、伝える力です。同じ平社員が平社員をまとめていく環境が半年程続き、全ての人に気を遣い、パニック障害になりました。働き易い環境作りを作っていこうとしている人間が潰れたのです。なんとも皮肉が効いています。
一人で背負いすぎた
仕事にしても、人間関係にしても、人には限界があります。それをてくてくは超えてしまいました。キャパオーバーです。今なら上手にSOSを出す事が出来ますが、当時は全て一人でこなす事を考えていました。平社員が平社員にSOSを出したって、問題無いんです。上司に出しても良い。大切な事は、今辛いと感じていて、限界なら無理せず伝える事。甘いとか言う人もいるけれども、大切なのは自分の事は自分しか分からない。自分をしっかり外へ表現する力を付けなければ、この先何が起きても同じ事が起きる。甘いとか言う人には言わせれば良い。てくてくはそう思います。
働き易い環境とは
今は違う角度から働き易い環境作りにアプローチしています。今回はまだまだ青二才だった頃の自分が、一生懸命考えて職場に種を植えた事を紹介しました。今は別のプロジェクトを進めているので、それがある程度形になったらブログで紹介したいと思います。今回、パニック障害からの目線で伝えたい事は、SOSをしっかり周りに伝える事、自己表現を身につける事、になります。皆さんも大変な状況で仕事をされていると想像します。今後も出来るだけ皆さんに寄り添った考え方を記せていければと思います。