どーも、てくてくです。パニック障害を抱えている人の中には、鬱や依存に苦しんでいる人も多くいると思います。てくてくの場合は鬱には移行しませんでしたが、依存症があるので、その体験談を紹介します。それぞれ置かれている状況も異なると思いますので、状況次第では医療機関や民間のNPOに頼る事が最善の方はそちらを選択して下さい。周りのサポートも必要です。今回の内容はもっと軽めな内容になるので、そちらを了承の上お読み下さい。
ギャンブル依存症
てくてくの場合は、パチンコです。状況はお金や時間は失っていますが、借金もしていませんし、自己破産もしていないので、愛好家と大差は無いと思います。ではなぜ依存症だと思うのかを説明します。
やめたくてもやめられない
てくてくは早い段階から自分が依存症だと気付いていました。なぜなら辞めたいのに辞められないという矛盾が起きていたからです。パチンコは失う娯楽です。得るものはありません。20代半ばで気付いたのですが、自己嫌悪に何度なろうと辞める事は出来ませんでした。
体に異常が起きてもやめられない
パニック障害になってからのパチンコは、安定剤を飲まないと発作が起きるので安定剤を余分に服用してやっていました。そして100%その日は眠れません。寝付く事が出来ても、途中で不安な気持ちが襲ってきて情緒が不安定になり、そこでも安定剤を飲みます。パチンコの過度な演出と音で脳が興奮するのです。朝、自己嫌悪に陥りますが、またパチンコへ行き、再び自己嫌悪に陥るという負のスパイラルを何度経験した事か…。
依存症からの脱却
ネットやYouTubeから色々な情報を集め抜け出そうとしました。その間も何度も失敗しました。今も足一歩は抜け出せていません。ですが以前より確実に依存度は軽くなっています。共通しない事もあるかもしれませんが、依存症の脳のメカニズムは似ているので、てくてくが実践して効果のあった方法を紹介します。(③はパチンコに限ります)
①なりたい自分を知り、その為の選択をする
シンプルに自分の心の声に耳を傾けます。てくてくが求める心の状態は、穏やかである事でした。忙しくても、体調が悪くても、変な話怒りが沸いた時でも、心のベースは穏やかで豊か。その心で何事にも取り組みたいと思う自分が居たのです。パチンコ依存症の状態だと、脳の思考は停止します。思考が停止すると、自分の事以外考えられない脳になります。それでは穏やかで豊かな心には到底なれない。他人を考えられない心に幸せはありません。とてもシンプルです。パチンコが悪い訳では無いです。なりたい自分になる為にパチンコをしないという選択をしました。
②引き金を知る
偉そうな事を言っていますが、依存症は病気なので簡単にはいきません。分かっていても行ってしまうから病気なのです。行動(パチンコ)を最終とするなら、きっかけであるスタートをトリガーと言います。トリガーを知る事で大きな抑止力となります。てくてくの場合、YouTubeのパチンコ動画を見るとトリガーが引かれます。動画を見ると楽しくなり、その日か次の日には大体パチンコに行ってしまいます。逆に動画を見なければ行く事は無いです。でも、長い間我慢したからたまにはと思って動画を見ると絶対行ってしまいます。そう、てくてくはアホなのです。
③徹底的に勝つ為に行動する
これはパチンコ依存症だけに有効的な考え方だと思います。パチンコで勝つ事とは、流れている川を上っていく事に近いと思います。すごくシビアです。お金を失うシステムが作られている中でお金を得るのですから。その為にはリアルタイムな情報収集、打ちたい台じゃなくても勝てる台を打つ、打ちたく無い時間でも打つ、という様な事をひたすら繰り返します。勝つ事が出来る頃には分かります。娯楽では無く苦痛であるのだと。これは完全に仕事です。精神的にこれだけ追い詰められる事が出来るのであれば違ったビジネスをしようと自然に思います。
徐々に治すという考え方を持つと心が楽になる
依存症は病気です。いきなり治そうとしても無理です。覚悟も無意味です。しかし、依存症の仕組みを知り、対策の準備が出来れば、少しの間辞めておこうかなという程度の気持ちで、長い間辞める事も出来ます。また行ったとしても、その間隔は確実に以前より長くなります。パニック障害も依存症も焦りは禁物です。良くなり、悪くなりを繰り返しながら、少しずつ前に進んでいくものだと個人的には思います。